納期目安:
2026.04.02 17:17頃のお届け予定です。
決済方法が、クレジット、代金引換の場合に限ります。その他の決済方法の場合はこちらをご確認ください。
※土・日・祝日の注文の場合や在庫状況によって、商品のお届けにお時間をいただく場合がございます。
大人気の陶芸家ユニット「スナフジタ」「フジタチサト」の旦那様のほう、藤田匠平先生のソロとしての作品です。2000年代前半、個展で購入。高さ…蓋をした状態で約8cm卵のような木の実のような本体に白、黄、濃紺〜濃緑の釉薬が唐三彩を彷彿する模様で彩られています。釉薬は施釉、釉彩時に通常よりぶ厚く塗って焼成後、全体を徹底的に研磨しています。(やすりの番号を徐々に細かく変えていき、手で包むようにたんねんに、肌全体を一皮剥くまで削り、そののちツルツルに仕上げています)通常の陶芸の工法途中で、焼成中にできたくっつきを剥がしたり、わずかな破損の調整に研磨器具を使うことはありますが、そういう実用的な目的ではなく、あくまで装飾としてここまで磨いていくことは破損のリスクが高まり、一作品あたりの手間も嵩むため、やっておられる方はあまりいらっしゃらないはずで、藤田さん独自の手法ではないかと思われます。釉薬の中の小さな石抱きや気泡も、焼き上げてそのままなら気づかれないものですが、その露出も躊躇わず分厚い釉薬を磨きに磨き、その末に生まれ出てきた重ね塗りした色釉の層の新たな表情と川底石のようなスベスベの肌は、ただのやきものというよりやきもの、石、宝石、ガラスなどとの境界線上の新種のキメラのようでとにかく美しいです。蓋を持ち上げてみるとリアルなキノコのような形をしていて、このキノコの軸部分だけが無釉です。釉でコーティングされた本体の中に香水やコロンを入れ、キノコの軸で吸い上げて身につけるという使い方です。(ギザギザも破損ではなくもとからのもので、リアルなキノコらしさの再現と思われます)蓋の軸と本体の口はほぼピッタリとはいえ完全密閉できる素材や構造ではないため、香水の長期間保存には向いていないですが、ゆっくり揮発していくので、穏やかなアロマストーンやアロマディフューザーのような使い方もできるのかなと思います。その後のスナフジタの流れにも通ずる高度な造形力、精緻な技法、そしてほんのりのユーモアで作られた貴重な作品です。箱は購入時からなしでしたので、厳重に梱包してお送りします。香水を入れたりすることはなく飾っておりましたので未使用としました。お値下げ不可即購入OKです。
オススメ度 4.3点
現在、3493件のレビューが投稿されています。